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ヴィーブ、HIV薬トリーメクの承認取得-薬価収載後、「1か月以内の発売目指す」

 グラクソ・スミスクライン(GSK)とファイザーにより2009年に設立された英ヴィーブヘルスケアの日本法人は16日、厚生労働省からHIV感染症治療薬「トリーメク配合錠」の製造販売承認を取得したと発表した。同薬は近く薬価収載される見通しで、同社は「収載後、1か月以内の発売を目指す」としている。【松村秀士】

 同薬は、HIVインテグラーゼ阻害薬「テビケイ錠」(一般名=ドルテグラビルナトリウム)と、核酸系逆転写酵素阻害薬のアバカビル硫酸塩、ラミブジンの3つの成分を含み、同社としては初の1日1回1錠の製剤。同社が昨年4月に発売したテビケイはアバカビルやラミブジンなどとの併用投与が必要だが、トリーメクは単独投与が可能となる。

 同社はトリーメクを昨年8月に米国で、同9月に欧州でそれぞれ発売。同12月末までの約5か月間、全世界で5700万ポンド(約102億円)を売り上げたという。同社は「海外で予想以上に売れたので、国内での販売にも期待している」と説明。今後、プロモーションを塩野義製薬と共同で実施し、同薬の流通や販売業務はGSKが担当する予定。

 厚労省エイズ動向委員会の報告によると、国内で13年に新たに報告されたHIV感染者数は1106件、エイズ患者数は484件。同年までに、HIV感染者とエイズ患者の新規報告件数の累計は2万3000件を超えたという。