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手足口病、ピーク越えか-7週間ぶり患者報告数が減少

 手足口病の患者報告数が7週間ぶりに減少したことが4日、国立感染症研究所がまとめた7月20日から26日までの週の全国の患者報告で分かった。京都府は「ピークは越えて減少」と説明。大阪府もピーク越えの可能性を指摘している。ただ、全国の報告数は過去10年間の同期で最も高くなっており、患者が増加傾向の自治体では、手洗いなど予防策の徹底を求めている。【新井哉】

 20日から26日までの週の全国の患者報告数(小児科定点医療機関約3000か所)は、前週比8%減の9.38人となった。ただ、依然として35都府県で警報基準値の5.0人を超過。一部の地域では感染が拡大しており、東北6県では前週の報告数を上回った。

 都道府県別では、石川が最も多く19.24人。次いで埼玉(18.16人)、福島(16.93人)、栃木(14.85人)、福井(14.68人)、宮崎(14.47人)、東京(13.87人)、奈良(13.65人)、山形(13.47人)、宮城(13.39人)などの順だった。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。