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手足口病、東北地方で感染拡大-山形で前週比1.6倍、青森で警報値超過

 手足口病の患者報告数が東北6県で前週を上回ったことが31日、各県がまとめた20日から26日までの週の患者報告で分かった。患者が大幅に増えた山形県は「県全体の報告数は前週の1.6倍となった」として手洗いなど予防策の徹底を求めている。【新井哉】

 20日から26日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、福島県で前週比12%増の16.93人、山形県で同62%増の13.47人、宮城県で同35%増の13.39人、青森県で同35%増の6.43人、岩手県で11%増の4.85人、秋田県で同57%増の1.29人となった。

 青森県では、上十三(19.5人)などの保健所管内で前週を上回り、県全体で警報基準値(5.0人)を超えた。例年同時期と比較して患者数が多い宮城県は、「今後も流行の拡大が考えられるので注意が必要」としている。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。