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手足口病、東北5県で警報基準値下回る-一部地域で流行継続も

 手足口病の患者報告数が宮城を除く東北5県で警報基準値を下回ったことが2日、各県がまとめた9月21日から27日までの週の患者報告で分かった。ただ、一部の保健所管内では流行が続いていることから、患者の報告が多い自治体では引き続き手洗いなど感染予防の徹底を求めている。【新井哉】

 21日から27日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、山形県で前週比63%減の4.38人、岩手県で60%減の3.4人、秋田県で同57%減の2.46人、福島県で同52%減の2.74人、宮城県で同39%減の7.54人、青森県で同37%減の3.98人となった。

 秋田県は「全ての保健所で減少」と説明。福島県も県内の8保健所のうち7保健所管内で患者が減少した。ただ、宮城県の仙南(12.2人)や石巻(9.6人)などの保健所管内で警報基準値を超過し、山形県の最上保健所(7.67人)でも警報基準値を上回った。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。