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手足口病、関東地方で患者減少-埼玉と栃木で半減も

 手足口病の患者数が関東地方の7都県で前週に比べて減少したことが、東京都などがまとめた10日から16日までの週の患者報告で分かった。埼玉と栃木の両県では、患者報告数が半減した。ただ、栃木を除く6都県で警報基準値を上回った状態が続いており、流行中の自治体では手洗いなど予防策の徹底を求めている。【新井哉】

 10日から16日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、神奈川県で22%減の8.19人、埼玉県で47%減の6.67人、東京都で42%減の6.63人、群馬県で42%減の6.33人、茨城県で22%減の5.76人、千葉県で33%減の5.07人、栃木県で51%減の4.35人となった。

 7都県の中で最多の患者報告があった神奈川県は、県内全体で警報基準値(5.0人)を上回っていることを挙げ、引き続き発生動向に注意するよう呼び掛けている。患者が大幅に減少した埼玉県も「前年同時期と比べ、かなり多い状況」として警戒を解いていない。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3―5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2―3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。