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手足口病2週連続減、ピーク時の6割程度に-なお警報レベルの地域も、感染研まとめ

 手足口病の患者報告数が2週連続で減少し、今年のピーク時の6割程度となったことが25日、国立感染症研究所がまとめた10日から16日までの週の患者報告で分かった。ただ、過去10年の同期では最多となっており、定点当たりの患者数が全国最多の山形県は、「警報レベル」が続いていることを挙げ、手洗いなど予防策の徹底を要望。次いで多かった新潟県も「社会福祉施設等での集団発生も報告されている」として注意を促している。【丸山紀一朗】

 10日から16日までの週の全国の小児科定点医療機関(約3000か所)当たりの患者報告数は、前週比34%減の5.9人となった。今年最多だった7月27日-8月2日の10.26人と比べて4割超減った。

 全国的に減った一方、一部では流行中の地域も残っている。全国で最も多かった山形県(14.96人)は、県内すべての保健所管内で警報基準値の5.0人を超過。新潟県(14.93人)もほとんどの保健所管内で5.0人を超えた。都道府県別に見ると、山形と新潟のほか、長野(13.66人)、宮崎(11.78人)、青森(11.0人)、宮城(10.58人)、岩手(9.83人)、福島(9.15人)など計26都道府県で警報基準値を上回った。

 手足口病は、水疱性の発疹を主な症状とした急性ウイルス性感染症で、乳幼児を中心に夏季に流行することが多い。主な病原ウイルスはコクサッキーA16、エンテロウイルス71で、感染から3-5日の潜伏期間後、口腔粘膜や手のひら、足底などの四肢の末端に2-3ミリの水疱性発疹が現れる。飛沫や接触によって感染する。