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救急医療、認知症患者の対応も加算対象に-四病協、厚労省保険局長に要望

 四病協(四病院団体協議会)は、2016年度の診療報酬改定に向け、厚生労働省の唐澤剛保険局長に対し、深夜や休日などに救急車で搬送された患者に対する「夜間休日救急搬送医学管理料」の算定要件の緩和などを要望した。また、救急搬送で認知症の高齢者を扱うケースも少なくないことから、認知症患者の対応についても加算ができるよう求めている。【新井哉】

 四病協は、二次救急・救急告示医療機関が多数の軽症・中等症の患者を受け入れていることや、高齢者の救急搬送の急増で病院職員が対応に苦慮している現状を説明。二次救急医療機関などが算定可能な夜間休日救急搬送医学管理料については、「救急対応を必要とする患者は、昼夜を問わず搬送されて来る」とし、終日の算定が可能になるよう要件の緩和を要望している。

 また、高齢者の救急搬送では、認知症患者の割合が多く、意思の疎通が困難だったり、処置室で暴れたりするといったことを挙げ、「認知症高齢者の救急医療管理は、大変な労力と時間を要する」と指摘。認知症患者の対応についても、精神疾患患者や急性薬物中毒患者と同様に、「精神科疾患患者等受入加算」が算定できるよう求めている。