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癌治療学会、制吐薬ガイドライン全面改訂へ-18日に札幌でコンセンサスミーティング

 抗がん剤治療の副反応などで催す吐き気を抑える制吐薬の適切な使用法を示した「制吐薬適正使用ガイドライン」を、日本癌治療学会は10月末をめどに全面改訂する。同学会によると、全面改訂は新たに確認されたエビデンスなどに対応するためで、今月18日に札幌市内で開くコンセンサスミーティングで改訂のポイントを説明し、関係者の意見を求める。【丸山紀一朗】

 同学会は2010年5月に同ガイドラインの初版を公開。その中では、がん患者の悪心・嘔吐症状に対処するため、エビデンスと専門家の意見に基づき、「経口抗がん薬の悪心・嘔吐をどのように治療するか」といった臨床上の疑問ごとの推奨治療を示し、解説した。昨年6月には、引用資料を最新のものに更新するなど一部を改訂していた。

 その後、同学会では担当ワーキンググループで全面改訂に向けた検討を続けており、10月29-31日に京都市内で開く同学会の学術集会をめどに完成、公開する予定。これに向け、同学会は、今月16-18日に札幌市内で開催される日本臨床腫瘍学会学術集会に合わせてコンセンサスミーティングを設けるほか、パブリックコメントの募集も予定しているという。