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紫外線対策、「子どもの時から適切に」-日本臨床皮膚科医会が呼び掛け

 日本臨床皮膚科医会は、保育園・幼稚園での集団生活や学校生活における紫外線対策についての見解を公表した。皮膚が紫外線に過剰にさらされると、健康にさまざまな悪影響が生じると指摘。子どもの時から適切な紫外線対策を行うことは、「生涯にわたり健やかな肌を保つために大切な生活習慣の1つ」としている。【松村秀士】

 この見解は、日本臨床皮膚科医会と日本小児皮膚科学会が共同でまとめたもので、保育士や教員、皮膚科医などに対して紫外線対策について解説しているほか、対策の具体的な指針も示されている。

 それによると、紫外線は1日のうちでは早朝や夕方に非常に弱く、午前10時から午後2時までの間に強くなることから、できるだけ紫外線の弱い時間帯に野外活動を行うことを勧めている。また、紫外線の強さを示すUVインデックスを参考にして、強い時間帯に野外活動をする時はきちんと対策をするよう求めている。

 さらに、帽子のつばが7センチあれば、「約60%の紫外線をカットできる」とし、できるだけ帽子をかぶることを推奨。また、体を覆う部分が多い服を着ることが望ましく、夏場は熱中症のリスクを避けるために白色か淡い色の服で、素材は綿やポリエステル、またはそれらの混紡のものを選ぶよう促している。

 一方、皮膚に当たる紫外線をブロックして日焼けや皮膚の老化を予防するサンスクリーン剤については、「たっぷりと均一に塗らないと期待通りの効果は得られない」と指摘。顔に塗る場合は、クリームなら6-7ミリ程度の大きさ、液体なら1円玉大を手のひらに塗り伸ばし、同じ量を2回塗ることを勧めている。