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結核の新登録患者、看護師・保健師で増加-厚労省集計、医師は3割減

 昨年1年間に新たに登録された看護師と保健師の結核患者数が前年より増えていたことが、厚生労働省の集計で分かった。これまで看護師と保健師は減少傾向だったが、厚労省は「やや増加した」と指摘。一方、医師は前年に比べて約3割減ったという。【新井哉】

 厚労省によると、看護師と保健師の患者数は前年比6%増の249人。年齢別では30―39歳が最も多く84人。次いで40―49歳(60人)、20―29歳(48人)、50―59歳(44人)などの順だった。

 一方、医師は前年比29%減の47人で、年齢別では40―49歳(10人)で最も多かった。看護師と保健師、医師以外の医療従事者(理学療法士、作業療法士、検査技師など)については、これまで増加傾向だったが、昨年は同9%減の255人となった。

 医療者を含む昨年1年間の新登録患者は1万9615人で、前年より4.3%減少した。厚労省は「初めて2万人を下回り、罹患率も減少傾向が続いている」と説明。ただ、米国の5.5倍、ドイツの3倍となっている国内の罹患率については「欧米諸国と比較すると依然として高くなっている」としている。