1. ホーム
  2. 健康ニュース
  3. ≫ 認知症サポーターに250人 大阪府警本部で初の養成講座

認知症サポーターに250人 大阪府警本部で初の養成講座

 大阪府警本部で22日、認知症患者の症例を知り正しく理解する「認知症サポーター」の養成講座が開かれた。本部勤務の警察官や職員ら約250人が出席、約1時間の講座後、全員が認知症サポーターに認定された。府警によると、山形、奈良、宮崎各県警が同様の講座を実施。府内では警察署で開かれたことはあるが、府警本部では初めて。

 認知症サポーターは厚生労働省が平成17年度に設けた制度で、患者をさまざまな面で支援する。自治体が認定した講師による講座を受ければ認定され、受講者は全国で600万人を突破。警察官に正しい知識があれば認知症患者への適切な対応ができ、急増する認知症患者の行方不明者の捜索でも役立てられる。

 この日の講座では、認知症患者に接した経験が豊富な看護師が、大阪市認定の講師を務め、道に迷った患者に警察官がどう対応するかを解説。「質問を優しく投げかけ、答えを急がせないでください」などと指導した。

 認知症サポーター講座を企画した府警生活安全部の多久竜一調査官は「今後は警察官一人一人の患者に対する接し方が問われるようになる」としている。府警では「今後も養成講座を開催していきたい」としている。