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認知症看護のガイドライン策定に意欲-日看協・坂本会長

 日本看護協会(日看協)の坂本すが会長は11日に開かれた「平成27年度全国看護師交流集会」で講演し、「今年中に認知症患者さんの看護のガイドラインをつくりたい」との意欲を示した。その上で、それぞれの知見を集め、標準化し、看護全体の取り組みへと発展させるのが日看協の役割だと語った。【坂本朝子】

 坂本会長は、武道や茶道などで道を究めようとする時の成長過程を示した「守破離」という概念を紹介。セオリーに従って実践し、それをアレンジし、次のセオリーを見つけるというステップを踏むことで、新しい看護をつくり上げていきたいと語った。

 その上で、守破離の考え方を認知症看護に実際に導入していきたいとし、「そのために、“型”をつくらないとならないので、病院や在宅で働く看護職から情報を得て、それをいろんな団体などに協力してもらい、一つのガイドラインにしようと思っている」と述べた。

 また、このガイドラインはすべての患者に当てはまるものではなく、6-7割程度の患者に想定できるものだとし、「ガイドラインからはみ出て、うまくいかない状況が大変重要」と指摘。そこをきっちりフォローしていく必要があり、決してガイドラインに当てはめた看護を推奨するわけではないと強調した。