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認知症看護認定看護師、3年間で2.5倍に-東京で最多の90人、日看協

 日本看護協会(日看協)は、5月に実施した認定看護師認定審査で、認知症の人に対する安全な療養環境の調整や、認知症の行動心理症状の予防・緩和などを行う「認知症看護認定看護師」が653人となり、3年前と比べて約2.5倍に増えたことを明らかにした。【松村秀士】

 認知症看護認定看護師は、日看協が実施する認定看護師制度において、「認知症看護」分野で熟練した看護技術や知識などを身に付けていると認められた看護師で、認知症の人の増加に対する看護への社会的なニーズを背景に、2006年から認定が始まった。

 日看協が5月に実施した審査により、181人が新たに認知症看護認定看護師として認められ、これにより総数は3年前より391人増の653人となった。

 都道府県別の配置では、東京が最多の90人。次いで、兵庫(44人)、大阪(43人)、北海道(37人)、長野(34人)、神奈川、愛知(共に31人)などの順だった。また、12年時点で42県が「認定者10人以下」だったが、今年はその認定者数が28県にまで減った。

 認知症看護認定看護師の所属施設別で、最も多いのは「病院」(554人)で、「介護保険施設等」(44人)、「訪問看護ステーション」(12人)などと続いた。

■専門・認定看護師など初の2万人超

 日看協は同協会が認める資格認定者の状況についても公表した。それによると、先月末現在、専門看護師は1466人、認定看護師は1万5935人、認定看護管理者は2664人で、3つの資格の認定者が計2万65人と、初めて2万人を突破した。