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血糖値の上昇抑制に効果 ブルーベリーの一種「ビルベリー」色素
2010年2月9日 中日新聞
ブルーベリーの一種「ビルベリー」に豊富に含まれる色素「アントシアニン」に血糖値の上昇を抑える作用があることを中部大応用生物学部(愛知県春日井市)の津田孝範准教授(46)らが突き止めた。糖尿病予防のサプリメント開発につながると期待される。米国の栄養学雑誌(電子版)に発表した。
ビルベリーは北欧に自生するツツジ科の一種。果実にはブルーベリーの3倍のアントシアニンが含まれている。実験では糖尿病発症マウスにビルベリー果実を混ぜた餌を5週間にわたり与えたところ、普通の餌を与えたマウスに比べて血糖値の上昇が30?40%ほど抑えられた。また、インスリンの感受性も向上した。
マウスの肝臓や骨格筋を調べると、アントシアニンが細胞内でエネルギー代謝を調整する酵素「AMPキナーゼ」を活性化し、糖の合成を抑制していることが分かったという。津田准教授は「アントシアニンはこれまで目にいいとされてきたが、糖尿病のリスク軽減にも期待できる。今後は人への実証も進めたい」と話していた。