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メルクマニュアル公開 万有製薬
メルクマニュアル家庭版(日本語版、英語版)、メルクマニュアル医師向け(日本語版、英語版)が万有製薬株式会社のホームページで公開されています。
ダウンロードできるページ:http://www.banyu.co.jp/content/corporate/merckmanual/
多剤耐性菌で閣僚会議=院内感染対策など検討−政府
2010/09/07 時事ドットコム
帝京大病院や独協医科大病院で複数の抗生物質が効かない多剤耐性菌が検出されたのを受け、政府は7日、仙谷由人官房長官や長妻昭厚生労働相らによる関係閣僚会議を開いた。
仙谷官房長官は同日午前の記者会見で、「実態把握や院内感染対策などについて検討したい」と説明。帝京大病院の院内感染で多くの死者を出した事態を踏まえ、対策に乗り出すことにした。
独協医科大病院で確認された新たな薬剤耐性遺伝子「NDM−1」は、インドから帰国した入院患者から見つかった。海外から持ち込まれる可能性があり、閣僚会議には出張中の岡田克也外相に代わり、武正公一外務副大臣も加わった。
2型糖尿病:日本人発症リスク1.2倍 遺伝子発見 東大
2010年9月6日 毎日jp
小太り程度でも日本人が欧米人に比べて2型糖尿病を発症しやすくなる遺伝子を、門脇孝・東京大教授(糖尿病学)の研究チームが発見した。この遺伝子 に変異があると発症の危険性が1.2倍高くなるという。早期発見や予防薬開発に役立つと期待される。5日付の米科学誌ネイチャージェネティクス(電子版) に発表した。
2型糖尿病は運動不足や食べ過ぎなど生活習慣が引き金となり、国内で約890万人いる患者全体の大半を占める。
研究チームは、糖尿病患者約4500人と健康な人約3000人の遺伝子を解析し、糖尿病と関係のある二つの遺伝子を発見。このうち、 「UBE2E2」と呼ばれる遺伝子では、遺伝子を構成する塩基配列が健康な人と異なると糖尿病の危険が1.2倍高くなると推定。日本人患者の15%がこの タイプと考えられるという。
さらに、他国の遺伝子データを調べたところ、韓国や香港などでは同様の関係が認められたが、フランスやデンマークでは糖尿病と関連がなかった。
東洋人は、欧米人のように明白な肥満でなくても発症する人が多い。また、血糖値を制御するインスリンの分泌量が欧米人の半分しかないことが知られており、今回の遺伝子はインスリンを分泌する細胞内で働いている。
門脇教授は「東洋人が糖尿病になりやすい体質を持つ理由を、遺伝子で初めて説明する成果だ。今後、遺伝子が働く仕組みを解明し予防薬開発に貢献したい」と話す。
院内感染 新たな脅威に警戒強めよ
2010年9月5日 山陽新聞
東京の帝京大病院で、ほとんどの抗菌薬が効かない多剤耐性アシネトバクターという細菌による院内感染が起きた。患者46人が感染して27人が死亡、うち9人は感染が死亡原因になった可能性があるという。
病院の説明によると、昨年10月に亡くなった患者から菌が検出されていたが、この情報は病院で院内感染対策を担当する部署には伝えられなかった。今年4月以降に感染者が増え、病院が対策に乗り出したのは5月の大型連休明けだった。
最初の死者から対策を取り始めるまで半年以上もかかっている。感染経路は不明だが、感染者は多数の病棟にまたがっており、病院内のスタッフによって感染が広がった可能性もある。後手後手の対応が感染を広げたといえよう。
公表が遅れたのも大きな問題だ。厚生労働省はこの菌による感染例があった場合は報告するよう全国の医療機関に求めている。にもかかわらず、病院が国や都に報告したのは今月2日だ。あまりに遅すぎる。
同病院では多剤耐性緑膿(りょくのう)菌による院内感染で1人が死亡していたが、これも公表していなかった。病院の一連の対応は厳しく批判されても仕方あるまい。
アシネトバクターの多剤耐性菌は欧米で見つかり、院内感染の原因として注目されていた。国内では昨年1月、福岡大病院で初めて院内感染が判明した。国内で感染が広がっている可能性があり、警戒を強めなければならない。
医療機関は既に知られている耐性菌だけでなく、新たな菌にも素早く対応しなければならない。各医療機関には院内の連絡態勢や情報共有の仕組みを再点検してもらいたい。速やかな情報公開を徹底し、国全体で監視態勢を強化する必要がある。
ドクターヘリ:拠点病院、交代で 県と八戸市合意 共同運航にめど /青森
毎日新聞 2010年9月2日
11年度以降、ドクターヘリ(1機)の拠点病院を八戸市民病院(八戸市)から県立中央病院(青森市)へ移行させる問題で、県と八戸市との初協議が1 日、同市民病院で開かれた。協議では拠点病院の機能を両病院が一定期間ごとに交代で務めることで合意した。これで来春からの共同運航にめどがついた。
協議には県から石岡博文健康福祉部次長、吉田茂昭県立中央病院長、市から三浦一章八戸市民病院長、今明秀同病院救命救急センター長らが出席した。
協議の結果、拠点病院を一定期間ごとに交代し、担当期間は各救命救急センターの医師が対応することになった。また、「2拠点化」により、出動要請する各地の消防本部に混乱が生じないよう、連絡窓口(ホットライン)は一本化することが決まった。
ただ、交代期間の長さについては合意に到らなかった。協議では「1週間交代では早すぎる」「3カ月など季節交代では、一方の救命救急センターのモ チベーションを維持できない」などの意見も出された。今後は1カ月単位にするか、2カ月単位にするかなど期間については両救命救急センターが話し合い、 10月末の県の新年度予算要求までに決める。
八戸市は一貫して県内2機体制を主張している。現在、ドクターヘリ運航をしている八戸市民病院の三浦院長は「県内は本来的に2機態勢が必要。今回の共同運航はそのための強力な資料になると思っている」と話していた。
武田、ワクチン量産へ
2010年9月1日 読売新聞
武田薬品工業は31日、新型インフルエンザワクチンの製造を始めると発表した。米製薬大手バクスターと技術提携し、短期間でワクチンを大量生産できる先端技術「細胞培養法」で、大量生産を目指す。2012年度半ばまでに山口県内の工場に製造施設を建設する。
国内製薬大手は、このワクチンを生産しておらず、09年に流行した時は海外からの輸入に頼った。厚生労働省はワクチンの開発を後押しする助成制度を設け、武田などが対象とされた。
新型インフル ワクチン接種10月スタート
2010年08月31日 asahi.com
秋から冬にかけて再流行する恐れがある新型インフルエンザのワクチン接種は、10月1日から始まる。季節性と混合のワクチンとなり、昨年と違い当初から誰でも接種を受けられる。県が方針を示した。
県によると、大流行した昨シーズンは県内で発症した人が13万〜18万人とみられ、うち197人が入院し、4人が重症だった。
昨シーズンは接種の優先順位を設け、費用は全国で一律だったが、今シーズンは混合ワクチンを使うことなどから、市町村ごとに費用を設定することになった。ワクチンは13歳以上の人が1回、13歳未満が2回接種することになる。
県は、昨シーズンに比べて新型インフルエンザの発生が遅いとみているが、今月初旬にあった市町村担当者への説明会では、「強力なものが新 たに発生することもあるだろうし、再流行の可能性もある。行政として拡大させないことが大事だ」として、感染者が出た場合は新型か季節性か早期に判断し、 情報を提供するように呼びかけた。
熱中症搬送、4万6千人超 5月以降の死者158人に
2010/08/31 11:34 【共同通信】
熱中症による医療機関への搬送者が、23?29日の1週間で全国で5358人に上り、5月末以降の合計で4万6728人となったことが31日、総務省消防庁の速報値で分かった。搬送直後に死亡が確認されたのは計158人になった。
搬送者や死者の数は追加報告でさらに増える可能性がある。消防庁は「依然として搬送者は高い水準。新学期に入り、屋外での行事や活動も増えると思うので、小まめに水分や塩分を補給するなど引き続き警戒してほしい」と呼び掛けている。
集計によると、5月31日から8月29日までの間に搬送された人の症状は重症が1625人(3・5%)、中等症が1万6493人(35・3%)、軽症が2万6943人(57・7%)など。年齢別では65歳以上の高齢者が46・6%を占めている。
死者は初診時の集計で、搬送から一定期間後に亡くなったケースは含まれていない。
食事の前に水、コップ2杯で減量効果 米化学会で発表
2010年8月31日 asahi.com
【ワシントン=勝田敏彦】食事の前に水をコップ2杯飲むだけで、減量に効果があることが、米バージニア工科大のブレンダ・デービー博士らのチームの 臨床試験でわかった。水でやや満腹を感じ、カロリーが高い料理をあまり食べたくなくなるためで、手軽で安価にやせられるかもしれず注目されそうだ。
26日までボストンで開かれた米化学会での発表によると、チームは55〜75歳の48人を二つのグループに分け、一方のグループには1日3回の食事前にコップ2杯(約470cc)の水を飲んでもらった。
両グループとも、食事制限による12週間の減量プログラムに参加。終了後、食前に水を飲み続けたグループは7キロ減量したが、水を飲まなかったグループの減量は5キロだった。
これまでの研究で、中高年が食前に水をコップ2杯飲むと、食事によるエネルギー摂取が75〜90キロカロリー減ることが知られていたが、チームは「水を飲む量を増やすと減量に効果があることが初めてはっきりした」としている。
チームによると、食前に飲むのは水でなくてもいいが、砂糖がかなり含まれるジュースなどは勧めていない。また水の飲み過ぎで、まれに「水中毒」が起きることにも注意が必要、としている。
新しい作用機序のMRSA感染症治療薬を承認申請—万有製薬
2010年08月30日 キャリアブレイン
万有製薬は8月27日、メチシリンやペニシリンなど、多くの抗生物質に対して薬剤耐性を持つMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症治療薬ダプトマイシンの承認申請を同日付で行ったと発表した。
同 薬は、リポペプチド系の抗生物質。国内の既存のMRSA感染症治療薬(バンコマイシン、アルベカシン、テイコプラニン、リネゾリド)とは異なる新しい作用 機序を持ち、MRSAの細胞質膜に作用することで、細胞の活動を停止させる。同社によると、5月現在、欧米をはじめ世界68か国で承認されている。
MRSAは院内感染の起炎菌の一つとして問題になっており、感染した場合、呼吸器感染症や敗血症、感染性心内膜炎、皮膚軟部組織感染症などを引き起こす。同社によると、国内のMRSA感染患者数は年間約20万人に上るという。