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RSウイルス、首都圏3都県で感染拡大-埼玉で前週比1.5倍に

 乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症が、首都圏の3都県で増加したことが、19日から25日までの週の患者報告で分かった。前週と比べて約1.5倍の報告があった埼玉県は、外出後の手洗いやうがいに加え、体調がすぐれない時は早めに医療機関を受診するよう呼び掛けている。【新井哉】

 国立感染19日から25日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、埼玉県で前週比44%増の1.35人、神奈川県で同17%増の0.97人、東京都で同5%増の1.47人。千葉県は同15%減の0.77人となった。

 埼玉県では、県内の16保健所のうち9保健所管内で前週の報告数を上回った。保健所別では、川口(2.69人)や草加(2.27人)、鴻巣(2.0人)、幸手と加須(共に1.67人)などで多く、年齢階級別では1歳以下が全体の77.5%を占めた。

 東京都では、八王子市が都内平均の3倍近い4.09人を記録。荒川区(3.25人)や新宿区(3.13人)、南多摩(2.89人)などでも多かった。患者報告数が4週前の4倍近くになった神奈川県は「主に乳幼児に秋から冬にかけて流行する」として、今後の発生動向に注意が必要としている。

 RSウイルスは、呼吸器感染症の1つで、感染から2-8日後に上気道炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎などの症状が現れる。患者のほとんどは軽症で済むが、小児を中心に重症化するケースもある。